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社長に聞く!丸和運輸の新たな挑戦:KDS誕生秘話

こんにちは!丸和運輸の広報担当です。

今回は、丸和運輸で現在ご好評いただいている、KDS(KIX delivery service)がどのようにして生まれたのか、社長の藤本の想いと開発秘話をご紹介いたします。

時代の変化を見据えた新たな一歩

2015年、大阪は多くの訪日外国人旅行者で賑わいを見せていました。旅行を楽しむ訪日外国人の方が抱える「大きな荷物による移動のストレス」、「大きな荷物による交通機関の混雑」などの問題が出ていました。

私たち丸和運輸は、大阪で長く続く物流会社として、社会に貢献できないか、恩返しができないか、と考えました。この想いから誕生したのが、大阪市内のホテル・店舗と関西国際空港(KIX)の間で、スーツケースなどの手荷物を当日中に配送するサービスKDS(KIX delivery service)です。

軌道に乗せるまでの社長の熱意

実は、このKDSをスタートさせてから、すぐに事業が順調に進んだわけではありません。

このサービスは他社大手もチャレンジしていましたが、配送に3日かかるなど条件が良くないことから利用者はほとんどいない状況でした。丸和運輸でも2日配送にして観光客が買い物をするお店への営業から
はじめましたが、その後観光客の荷物の整理はホテルでやることに気づき、ホテルから空港への当日配送を行うことにしたのです。

しかし新しいサービスゆえに、その必要性を理解していただくには時間と労力が必要でした。当時、社長の藤本は、このサービスを大阪のホテル様に知っていただくため、なんと自ら一軒、一軒、飛び込みで営業に回ったのです。

「本当に良いサービスなら、必ず認めてもらえるはずだ」という強い信念のもと、社長は現場の最前線に立ち続けました。

その地道な努力と、サービスの持つ本質的な価値が評価され、現在では、大阪市内の約200軒以上のホテル様とKDSの契約を結んでいただけるまでに成長いたしました。

認めていただいた「経営革新事業計画」

スーツケースの当日配送サービス「KDS」は、旅行者の利便性を高めるものとして、大きな反響を呼びました。その革新性から、大阪府知事にもご評価をいただき、中小企業の新たな事業活動を後押しする支援策である「経営革新事業計画」として承認されることとなりました。

運ぶことで、感動を生む

KDSは、単に荷物を運ぶだけでなく、お客様の「自由な時間」と「快適な旅」を運んでいます。

物流という事業を通して、社会に貢献し、誰かの喜びを生み出す。これこそが、丸和運輸が大切にしている理念であり、社長の藤本が事業にかける揺るぎない想いです。

これからも、私たちは時代のニーズを捉え、物流のプロフェッショナルとして、新しい価値創造に挑戦し続けてまいります。

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