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混載便とはどういうものですか?
2015/05/28
混載便は複数の荷主の荷物を積み合せた輸送方法で、車両、鉄道、船舶、航空それぞれで対応できます。しかし、メリット、デメリットがあるので、状況によりチャーター便と使い分けることをお勧めします。
混載便とは
混載便とは、特定の同じ地域や、同じ方面へ複数の荷主のもつ多くの貨物をひとつの輸送機関に積み合わせて輸送することです。車での例としては、宅配便(BtoC)や路線便(BtoB)が挙げられます。
名古屋行きの混載便がある場合、大阪の複数の場所で名古屋行きの荷物を1台のトラックで集めてから、名古屋まで運ぶという流れになります。
混載便のメリット
1台のトラックに複数の荷主の荷物を積むことにより、トラック・ドライバーにかかる費用が荷主の数、荷物の数によって分割される形になるので、一件あたりの価格を抑えることができます。混載便のデメリット
コースによって降ろす日が決まっているので、積込み希望の日付は指定できても荷受日の指定ができない場合が多いこと、容量が多くなりすぎてしまうと受けてもらえない事がデメリットとなります。また、行先によって複数回仕分け作業をするために
1、物の誤配送のリスクが高まる。
2、荷物へのダメージが大きくなりがち。
というデメリットもあります。
まとめ
混載便は複数の荷主の荷物が1台のトラックに積まれている輸送方法です。少量の荷物ならチャーター便より混載便の運賃のほうが安く、トラック一杯に積むならチャーター便の運賃のほうが荷物1つあたりの価格が安いといえます。それぞれの状況に応じて使い分けることがコストダウンにつながります。