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ナンバープレートの秘密
車を持っている人もそうでない人も毎日目にするナンバープレート🚙
みなさんはナンバープレートがどのような役割を果たしているのかきちんと理解していますか❓❓
現在、日本の自動車保有台数はなんと8000万台を超えており、そのうち登録されている自動車は約4800万台です。
ナンバープレートはこの登録されている膨大な数の車を管理し、識別する役割を担っています。
① 車が自動車登録ファイルに登録されているという証明。
② 車が自動車検査を受けて、保安基準に適合しているという証明。
ナンバープレートは上記2つを証明しています。ナンバープレートがついているということは、保安基準に適合することを前提に登録を受けた車両であり、その車を運転することを許可されているということになります。
他にも自動車保管場所証明の取得、自動車損害賠償責任保険契約の締結、自動車重量税の納付がきちんと行われていることの証明にもなります。
また、ナンバープレートの色で車種を識別することもできます。
白地に緑の文字が登録自動車(普通車)、緑地に白文字が事業車(普通車)、黄色地に黒文字が自家用の軽自動車、そして黒地に黄色の文字が事業用の軽自動車です。
【ナンバープレートの表示内容】
①
地域名:管轄運輸支局・自動車検査場を表す地名
②
分類番号:自動車の種別及び用途による分類を表示する3桁の数字
普通貨物自動車:1・「 10~19」及び「100~ 199」
普通乗合自動車:2・「20~29」及び「200~299」
普通乗用自動車:3・「30~39」及び「300~399」
小型貨物自動車:4・「40~49」及び「400~499」
または6・「60~69」及び「600~699」
小型乗用自動車:5・「50~59」及び「500~599」
または7・「70~79」及び「700~799」
特種用途自動車:8・「80~89」及び「800~899」
大型特殊自動車:9・「90~99」及び「900~999」
建設機械に該当する大型特殊自動車:0・「00~09」及び「000~099」
上記のような法則に基づき設定されています。
③ ひらがな:普通自動車、事業用、自家用などの区別のための表示
自家用車:さすせそ たち てと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆ らりるろ
事業用車:あいうえ かきくけ を
レンタカー:わ、れ
駐留軍人用車両:よ、EHKMTY
上記のような法則に基づき、ナンバープレートに表示されるひらがなは設定されています。
④
一連指定番号:1から9999までの4桁以下の数字
1999年からは希望ナンバー制が導入されて好きな数字を選べるようになりました。
このように私たちが毎日見ているナンバープレートにはさまざまな役割があります。
明日、誰かに話してみてはいかがでしょうか😄